
おそらく大多数の洋服好きは、カルチャーについて調べたことがあると思う。モッズ、スキンズ、パンクスという英国のものから、ビートニク、ヒッピーという米国のものまで。洋服と音楽を表層的具体例としながら、当時の社会背景や若者の心情を推察する遊び。現在洋服を作るデザイナー達がコレクションテーマに選ぶことも多い。テーマには選ばずとも、作られた洋服が、どんな時代のどんな人々に敬意を持って作られたのか?そしてそれを何故今提示するのか?これを想像するのは楽しい遊び。
Seveskigの洋服は、ところどころパンク精神を感じる。その精神を直接的に表すこともあるし、間接的に表すこともある。表立っているかどうかは別にして、ずっと持っているものなんだろう。デザイナーのノリさんは仏のように優しく朗らかで、トゲトゲした感じは全くないのに。その人柄と作るアイテムのギャップがブランドをより魅力的にしている。
柔らかい配色の、シャツのようなカーディガンのようなジャケットのような、羽織り。
ほのかにパンクが香っていませんか?

若く、無作法で、タータンチェックを着ながら、安全ピンをカバンやニットに付けてたあの頃がある人。もうその時の格好はできないかもしれないけど、精神はあの頃のままですか?僕は良くも悪くもあの頃のままです。(昨年Sulvamから安全ピンを作ってもらったり、今シーズンもYohjiから安全ピンを仕入れました。今でもカッコいいなと思ってます。)
このくらいの「やわらかいパンク」は、どのように目に映りますか?

黒の方は、カッコいいですね。水色の方は、能天気な感じ。
あと、穴が空いているのでめちゃめちゃ風を通します。暑くても半袖着たくない大人達。これいいですよ〜
PS. お店の花を変えました。いつもお任せで頼んでます。今回お気に入りです。お店にいらした際は見てみてください。