こんにちは、森です。
MOUT RECON TAILORというブランドを24AWからスタートしています。
【MOUT RECON TAILOR】INSULATION SHORT SHOOTING JACKET
カッコいいんですわ、これが。
かねてより個人的にはずっと着ていたブランド(福岡のREUTERという実にナイスガイなお店で買ってました、チェックしてみてね)で、自分が普段着ているモノをお店で提案したいなという至極単純な理由で取り扱いが始まっています。
電卓叩いてみたり、スタッフに過去のLOOKを見せて「どう?」って聞いてみたりしたんですが、サンプル見た瞬間にはもう心が決まってしまいました。
好きなモノをやる。バイヤーってこういうもんだよな〜。
【MOUT RECON TAILOR】INSULATION SHORT SHOOTING JACKET
この洋服には大量にタグが付いてます。生地のやつ、加工のやつ、中綿のやつ。
タグのひとつひとつに大量の英語が書かれていて、どんなに優れているかを雄弁に語ろうとします。
細かな説明はそれぞれのブランドサイトを覗いていただければ、そちらの方が詳しく描いてあると思うので、ここでは買って着てみた僕の感想を。
まず軽い。アホみたいですが、本当だから仕方ない。
あと、寒くない。またしてもアホみたいですが、本当だから仕方ない。
寒くないってのが実はミソでして、着ていて過度に熱くならないんですよ。
子どもと水族館に行ったとき、テストしてみよ〜と思って着て行ったのですが、そこそこ歩いたにも関わらず、不快な熱を感じることがありませんでした。
最初はおや?と思ったのですが、水族館から帰ってくる頃にはもう虜になってました。
風を通さないのか?熱を逃がしているのか?摩訶不思議な技術が使われているのか?具体的なことはよく分からないんですが、細かいことはどうでもよくて、大事なことはボリュームのあるアウターを着ているのに、快適なこと。アッパレ。
そしてもうひとつ大事なこと。
カッコいいんですよ。
機能や実用を重視したブランドはどうしてもそれに執着していて、その執着心こそブランドがブランドである理由だと思いながらも、僕にとって「着る」という理由にはならないなと思っていました。
論理を飛び越えて感情に訴える、それでいて非常に論理的な洋服を作る。
矛盾したように感じられるかもしれませんが、曖昧さを受け入れて、なんなら大切にしていきたいなって思う我々と致しましては、この洋服、非常にいいです。
機能と実用を重要視していながら、虚構をも愛させる。
とってもいい服です。