薄い黄色に黄色

桜、散っちゃったみたいですね。お店の植物の手入れをしてくれる子が、差し入れで桜の枝を持ってきてくれて、しばらく生けていたのでミニお花見はできたのですが、やっぱり満開の桜の木下でお酒飲みながら寒がったりするアレ、来年こそはしたいなと思っています。昔読んだ小説の一節に、全盲の登場人物のセリフで「桜が散る時に、桜の木の下で寝そべりながら目を閉じると、雨が降っているような音がする。全盲の私にも唯一見える植物。」みたいな文章があり、僕はそれから桜の木が一番好きです。小説の名前も、この文章が小説からだったのかもあやふやになってしまっているのですが、この文章の感じはずっと覚えている。

お店の植物の手入れしてくれる子、今オランダにいるらしい。オランダは花の国らしい。どんな貧困層でも花を飾るらしい。イングランドの人が応援するフットボールチームを持っているようなものなのかな。オランダには「パンを2つ買うお金があるのなら、パンを1つと花を買う」という諺があるらしい。カッケェ〜。花は特別なものではなく、もっともっと日常的なものらしい。オランダの不良は不機嫌そうに花を買うのかな。そうだったらいいな。スキンヘッドでボロボロのTシャツ着て、ブーツ履いている背の高い男の子がイライラしてる感じの歩きで、花を1輪持って歩いていたら、かなりいいですね。

うす〜い黄色に、黄色のストライプ。シルク100。切りっぱなし。1色展開。 色々、なんで?

袖付は前がセットイン、後ろがラグラン。裏地あり。説明なし。

変な服だな、と思うけど、いい服だな、とも思う。

変であることを誇ってないというか、売りにしてなさそう。ありのまま存在しているだけ。当人は普通のつもりの、変な人。

織地なのに、編み地くらい柔らかい。少しだけ起毛している。別に暖かくはない。

Midorikawaの洋服は、きっと卓さんにしか作れないだろうし、Midorikawaを着ているお客さんは、なぜかみんな優しい。トゲトゲしている人が少ない気がする。

パンツもあります。

 

 

Silk Stripe Pullover shirts blouson

Silk Stripe Apron Pants


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